かんの歯科クリニックが伝えたい7つのこと

怖くない歯科治療?!「笑気麻酔」とはどんなもの?

こんにちは!

大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

このブログでは、主に歯に関する情報をお伝えしたり、皆様からよく寄せられる歯へのご質問にお答えしたりしていきます。

皆様の快適なデンタルライフの一助になれば、幸いです。今回は、「診療が怖くなくなる、笑気麻酔の効果」についてご説明します。

 

歯医者の治療は痛くて怖い?

虫歯の治療や予防のために歯科クリニックに通おうと思っても、なかなか足が向かない。その理由は「治療が怖い、痛そう」というものが多くを占めるでしょう。「歯医者のキーンという音が聞こえるだけで怖い」とおっしゃる患者様も珍しくありません。

当クリニックでは、そのような治療への不安感、恐怖心がある患者様に向けて「笑気吸入鎮静法」を行っております。いわゆる「笑気麻酔」「笑気ガス」と呼ばれるものですが、これには一体どんな効果があるのでしょうか?

 

笑気麻酔の効果と安全性

笑気麻酔には弱い鎮静作用と沈痛作用、催眠作用があり、リラックスした状態で治療を受けることができます。ストレスがなく気分が落ち着いているので、痛みも感じにくくなります。

使用方法としては、鼻にマスクを装着し、吸い込むことで麻酔状態になります。効果が現れるのが早く、消失も早いため、治療が終わればそのまますぐにお帰りいただけます。お体への負担を気にされるかと思いますが、笑気麻酔が呼吸器や循環器に影響することはほとんどなく、肝臓にも負担がかかりません。

また、笑気麻酔は20~30%の低濃度の笑気ガスと70%以上の酸素でできています。不安感が強くドキドキしてしまう方や血圧が高い方など、濃度の高い酸素を一緒に吸入することで、安全性の高い治療を実施できます。

 

こんな方には特におすすめ!

笑気吸入鎮静法はすべての患者様に行えますが、次のような方には特におすすめしています。

・恐怖心が強い方

・喉の奥に触れると、オエっとなりやすい方

・循環器に病気のある方

・脳貧血のある方

・外科処置を予定している方

・笑気麻酔について理解ができるお子様

 

注意が必要な場合

笑気吸入鎮静法は安全性の高いものですが、注意が必要となる患者様もおられます。

・中耳炎を治療中の方

・眼科の手術を2ヶ月以内に受けた方

・妊娠初期の方

・鼻閉のある方

・過呼吸発作のある方

上記にあてはまる方は、どうぞご相談ください。

 

診療に不安感や恐怖心があるという方は、お気軽に大阪市東成区・かんの歯科クリニックまでご相談ください。

患者様に合った方法で診療ができるよう、ご提案させていただきます!